No.14

トラオレが出てる上に中盤がシソッコハマンというベニテスマジック*1を期待したこの前のボルトン戦、もうアロンソの存在感しか見えなかった。試合見ててもアロンソならこうするあーするっていう見方しかできないわ疲れてるわで同点に追付く前に寝てた俺が言えた義理じゃないが。ほんとアロンソはいい選手になったんだなと最近つくづく思う。

*1:トラオレ出した時のチェルシー戦「ベニテスのことだから何か策があるんだよな…(一失点後)トラオレー!あるわけねー!

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『何で当たらないかわからない』と書いたけど、面倒臭がらずちゃんと藤本の動きを見てみるとそれなりに理由はあるように見える。僕はフットサル経験者でも指導者でも筋肉マニアでもないのでこれはサッカー選手を見続けてきた感覚の分析でかなり的外れだろうけど、ジウベルトの身体が流れてるとかその程度のものさしで感じたことを。

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夜中に騒ぎまくり

開始前の列にレーマンジウベルト、シガンという最強のノックアウト布陣を見てちょっと目が眩んだ。決定機はいっぱいあったので1点はものたりないが中盤のプレスはチェルシー戦から引き続いててよかった。アスレティックのセンターは緩すぎ。

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21:40 チャールトンvsアーセナル
23:55 リヴァプールvsニューキャッスル
僕はイングランドメディアの自国選手に対する評価を信用してないので(特に攻撃陣)*1オーウェンベッカムはレアルにいって評価し直した選手。
オーウェンが縦縞ユニで帰ってくる。サポはどんな反応するんだろうか

*1:スペインでいうサイドアタッカー評価も、ルーニーだけは除く

成長がいたるところに見れて楽しかった 全集

成長がいたるところに見れて楽しかった1
ゴレイロのスロー&受け手の対応> *1

0:28 12×…6(相手ヘッドクリア)12→10がベター
5:25 12○→7○(しっかりトラップ)OK-吉澤の指示通り
6:40 12○→10○(足裏でトラップ)OK
6:53 12△…6(スローが弱い、先のスペースへ)OK-吉澤の指示通り
0:20  1△…8(スローが弱い、先のスペースへ)OK-吉澤の指示通り
2:15  1△→8×(相手が気になりトラップミス)1→10がベター
3:53  1○→10○(FK)
4:15  1○→6○(トラップ)1→10or11がベター、吉澤の指示が×
4:40  1○→8○
6:36  1○→10○
6:58  1△→8△(触れられずラインアウト)触ってほしい場面だが1→11の選択肢も
7:10  1○→8×(トラップミス)画面上他の選択肢はわからず
8:35  1×…10(相手クリア)1→8がベター、10に出すなら強く
前半は攻められることがほとんどなかったのでゴレイロのスローも少ない。逆に後半どれだけ栗田(朝倉清水)に引っ掻き回されていたかがわかる。
後半はハーフタイムの指示通り全部前線へのロングフィード、吉澤の指示をちょっと聞きすぎる辻が微笑ましい。スローに関しては以前に比べてゴレイロのスロー、受け手のトラップ精度が飛躍的に上がっていてそのまま相手ゴレイロに渡ることもなく見ていて白けることがなかった。


成長がいたるところに見れて楽しかった2
<後方2枚(+カバーリング)の関係性>
[前半] 柴田吉澤(是永)
この二人の連係は一人が相手にチェイスしにいくと必ずどちらかが後ろでこぼれと突破にそなえていてよくできていた。
 ○★         ○   ○★
 ↑              ↑
 柴田         ↑   吉澤
 ←・・・吉澤    柴田・・・→
[1:55〜2:05]      [0:53/5:21/7:01]    ★-ボール ○-相手FP

前半に柴田のフォローの動きについて触れてなかったのでここで。
[0:53] 吉澤が右サイドに出て清水をチェックしにいった場面、まず柴田はボールとゴールのラインを気にするポジションを取り、次に中央に入ってきた朝倉を捕まえ、清水からリターンがきてもカットできる位置(コース)に入り、きっちり狙いを定めている。[7:01]では少し見切るのが早い気もするが。

3人の連動性 [0:45]                
 ←―――┐
↑    │         
│ 吉澤 柴田 ←…是永
| ↓  :  ↑
| ★3  ↓  │
11    7 ―┘

・11のキックインから吉澤がボールを受けた3に背中側からチェイス
・サイドを上がってくる11に3がボールを預けようと(スイッチ)するのを見て、柴田が吉澤の裏から11をフォローできる位置取りをする
・柴田が外した7のマークを是永がカバー
吉澤柴田の二人が前に出た時、二人で中盤に潰しにいってる時のカバーに入る是永の動きもいい。[2:50〜3:00]は三人の関係性が全部綺麗に見える。逆に[5:02]のキックインではライン際で吉澤柴田が11と6をチェックしにいっているが、後方で7を是永が一瞬見逃して背後をとられかけている場面も一度あった。(藤本とポジショニングがかぶっていたため後方を是永が気にして相手を見つけた様子)
この2枚の課題は攻撃の連係。この前半では目立たなかったが二人ともスピードがないのも気になるところ。がらりと修正し攻撃的に出てきた後半の四谷相手に上手くいったかはまた別。


[後半] 吉澤里田(あさみあさみあさみ)
田吉澤の二人の連係はたまにおかしい部分が見えた。
一つは里田吉澤が朝倉清水に集中し、後半から出てきた小出をマークせずフリーにさせる場面。中盤二人に対するマークとスイッチはきちんとできていたので、二人(特に吉澤)の前線でふらふらしてた小出に対する意識が欲しかった [0:15/0:49/(0:26)]

      朝倉★
      ↑↑
     里田吉
栗田

連係面でかぶったのは[4:00]、中央の朝倉一人に二人でついてしまい、栗田を自陣の危険なところでフリーにしてしまっている。今回はあさみ様々のコンビだった。里田吉澤が前に出た時のあさみのカバー意識に助けられること3回[0:49/2:55/5:06]。特に辻と栗田が交錯したシーンはあさみがいなかったらやられてた。
ただ前半の是永のフォローアップの連動性も考えると、人数的に不利になった場合、前の一人が必ず後ろにカバーに回るというのがチームの約束事で徹底されているように感じる。今回は今まであまり守備意識がなかったあさみが頑張ってたことで(相手が攻撃に人数かけてきたこともあって)、「あさみがすげー!」って印象を持って上のように書いているけれど、当たり前の事として捉えると、後半開始直後に3対2の状況を作ってしまったのはあさみのミスとも言える。
それでも感動したんだから楽しみ方としては間違ってないか。あさみも前の選手として投入されたわけで、始めっから守備なんて意識できていないだろうし。逆に言えば四谷が得点するチャンスはその後半開始直後にあった。栗田もチャンスに顔だしてたけど、嫌な動きしてたのは吉澤里田あさみから忘れられていた上に、味方からも迷子状態だった動きにつかみ所のない小出だと思う。

逆に三人の連係がしっかり取れていた[5:06]のプレー
    3
    |   11
    ↓   : \
     ←…里田 ↑
★18←吉澤     :
 ↓        あさみ

・吉澤が18をチェック
・走り込んでくる3を里田がマーク
・11のマークを里田からあさみへスイッチ
・18→3(そして里田が来たことで)→11へと渡そうとしたパスをフォローに入っていたあさみがカットして一気に攻撃へ
里田がチェイスし吉澤が後方でフォローする場合、吉澤は自分のマークを離さないようにするのではなくボールとマーカーのコースに入りたがる(パスカットを狙った)守備が多い。これは前半の柴田も同じ、後方のフォローの位置取りが「一人が詰めにいったらもう一人は自分がマークしてる敵とボール持っている敵のパスコースに入る。そしてカット」というような守備を教えられているのかもしれない。
そして里田はなぜかこの試合は前がかりぎみで、昔みたいにファウルすることはないが常に攻撃につなげるディフェンスを意識していたように見えた。ハーフタイムの会話からして前半見ただけではもっと攻撃的に出れると思っていたはずだから、後半の四谷の別チームっぷりにその違和感を最後まで里田が埋められなかったのかなーと僕は想像しています。*2
吉澤はもともと攻撃的な選手だし、この試合では里田も止めるより攻撃に出たがる守備をしていたので、この試合に限って言えばこの2枚を底で並べるのは不安定に見えた。攻撃の起点と読みの守備をする吉澤にスピードで守備ができる里田の組み合わせは通常ならいいはずなんだが、この試合はちぐはぐだった。


[後半] 石川里田(吉澤あさみ?)
石川を栗田マークさせるべく投入したわけだが、この二人が底だとカバーに回るのが誰なのかはっきりしてなかったように見える。それでもあさみの目立ったカバーリングは[7:33/7:55]に。
里田がチェイスした時の相方石川(カバーに入る吉澤)の対応が曖昧、[6:37]の攻撃から守備への切り換えは交代後だからか連係がとれてなく、石川も朝倉にチェックしにっていしまい栗田から目を離し危険だった。役割をはっきり。

守備面での安定度は柴田吉澤コンビに軍配。(後半は栗田という相手の切り札と作戦の影響もあったが、フルで出ていた吉澤との連係だけを考えた場合)最近固定しているらしい*3紅白戦メンバーのレギュラー組がこの2人(スタメン4人)だと想像できる。その効果は柴田吉澤(是永)の守備の連係だったり、里田の上がりへのあさみのフォローにも見てとれる。
このことを踏まえて気になるのは後半のメンバー。点差は開いてなかったが、前線に藤本あさみと個人でも突破できる攻撃の駒2枚を並べたなら、後方に吉澤を置く必要はなかったと思う(後の戦いを考えても)。吉澤里田という攻撃意識の強い二人が底では、せっかく入れたあさみが守備に意識をさいてしまいもったいない結果に。ここは練習でチームを組んでいると予想される石川(みうな)里田で始めから試してほしかった。後半途中からの交代だったため(吉澤とすぐにポジションチェンジできなかったり、投入直後のシュートで石川の攻撃意識が強くなっていたり?、栗田のマンマークがあったり)石川里田の守備の連係がはっきりしないうちに試合が終わってしまったのが惜しい。
*固定されてる紅白戦の組み合わせが違ったらここナシに*
あと残り1分での斉藤投入の判断、迷い、諦め…という3コンボ。
ベンチの選手に相根代理監督の不安を増長させてしまった後味の悪い采配は余計だった。*4


成長がいたるところに見れて楽しかった3
<出場メンバー>


3 柴田
柴田のプレーを全部見れたのが始めてだったので成長具合ははっきりとわからないが、代々木の放送であったようなパスミスは全くなく、安心して見ていられた。
2度ほど裏を取られかけたが[0:11/3:56]、[0:53]で吉澤がライン際まで相手に詰めにいった時のゴール前でのポジショニングもきっちりできている。攻撃に関しては吉澤がほぼ独占していたため*5あまり見れなかったけど、中盤でのボールキープと膝の高さくらいに浮いてるボールに対するトラップが若干苦手っぽい。浮き玉に対し膝を揃えてしまうのと混戦になった時にとりあえず前に蹴っとけみたいなのは今後なくしていって欲しい。背中で相手を離すか、相手にとられない懐の深さ、(里田のような)突っ込んでくる相手をいなす足捌きを一つ覚えたら強い。
特徴と言われている精度の高いキックインはあまり見られなかった。CKの連係ミスが多いのも気になるところ。sals4で『どこに出すかはキッカーが決める』と書いてあるのでCKは柴田にかかっている。あと底に入るにはインサイドキックの弱さは致命的なので強いのを蹴れるように。


6 藤本 (ラストパス2-吉澤、是永)
ロナウドロマーリオのビデオを見てるらしいがほんとにそっち系のボール扱いをマスターしかけていて驚いた。目の前にいる相手の動きを見て届かない位置にボールを置きかえていくドリブルはいい感触を受けたし、狭いと思っていた視野もその先のスペースを見つけるのはきっちりできていて新しい発見だった。[前6:16/後4:14]
ただ自分が仕掛けるゾーン以外の全体の展開が見えてないのでそこを広げるのと、味方のポジショニングの把握がこれからの課題。(→[前0:47/4:00/5:02/後0:03] 後方の是永、吉澤の存在に気付いていない)これは藤本と前を張る相方にすごく影響してくる。無理にシュートにいかないで体勢が入りやすい是永だったりあさみに任せてしまった方がいい場面が何度か見られるが、藤本は基本背中から後ろを把握していないのでかぶってしまう場面が多い。特に中央にいて攻撃に出ようとする時は、ボールを持ってる味方のサイドだけを見て前に走り出すので、背中側の逆サイドにいる味方選手の存在を全く気にかけてないのがわかる。(メンバーも固定して練習しているようなので)そろそろ味方の動きはツーカーで感じていてほしい。
自分がやるか味方に任すかはその味方選手が今どういう体勢なのかを瞬時に把握することも必要だけど、藤本の味方へのパスはそれがまだわかってないように見える。*6わかっていたとしても出す技術が追付いていない。([6:30]では後ろにズレないパスを出すには右足ではなく左足)前半は相方が是永だったので1歩くらいブレるパスも綺麗にトラップして落ち着けているが、お互い苦手なあさみと組むとなると二人で最後まで持っていくのは厳しい。
でもラストパスになるアシストはしっかりできている。相手に詰められずパスまでの時間を持てれば味方の動きを見て丁寧に出せているので、(相手からボール奪取した後でボディバランスが少しきつい状況もあるけど)これを普通の横パスやした瞬時に判断したパスでも心がけてほしい。
連係プレーを高めていくには、パスを出す人の意図を感じ取る、出す相手の動きを把握しておく、インサイドで強いパスを出す、無理をしすぎない、ここらへんが藤本の次ステップ。
ゴールチャンスにボールに足をきっちり当てられない場面が目立ったが、ぶっちゃけ球技好きな人間からしたらその感覚がわからない…。インサイド、足裏を使ったトラップ(貰う体勢)が劇的に上達してるので練習不足ということではないと思う。練習することで今までなんとなくできていたのがダメになるパターン臭いが、そこはやる気をなくさず我慢して基礎練習続けて欲しい。とりあえずミートに関してはリフティングか常にボールを足にまとわりつかせるしかないのか。


7 是永 (アシスト1-吉澤、ラストパス2-吉澤)
左サイドで今回は自分から縦に仕掛けるプレー多かった印象を受けた。自分の足下に綺麗に収まらないパスへの対応も上手い。相手フィクソを引き付けるトラップからの吉澤へのアシストだったり、いちいち気が効いてる。驚くのは是永のパスカットは全部ゴールまで繋がっているということ。(4回)吉澤の動きを見てパスコースを作ろうと中盤に下がってもらいにきたりしていたので、吉澤との連係をもう少しはっきりしたい。(吉澤にボールよこせと言ってみよう)
注文をつけるなら相手FPとの駆け引きをばんばんやってほしいということ。
ダメなプレーを上げるとしたら一度マークを見失ったシーンくらいか。
あと藤本との連係はどうなんだろう。かぶってる時が何回かあったが是永の方がいい体勢の場面もあるので後ろから「私が蹴ります!」的な声を出して欲しいと少し違う意味で難しい課題を。四谷の清水が声を張り上げていたみたいに吉澤藤本にがんがんアピって欲しい。
藤本へのパスは左サイドから右サイドの藤本の前のスペースに2回出そうとしたのと(相手がクリア)、相手背負った状態で中央から右の藤本へ流した1回のみ。(藤本からのリターンもその時の1回[6:30]藤本から是永へパス)。直接ゴールに向かう攻撃の崩しでは吉澤にパスを出すことの方が多かった。これは出だし位置がすでに藤本とかぶっていたり、是永のボールカットの予測を藤本より吉澤の方が感じられているせいもある。メンバーを固定することで守備の約束事ができてきているので、攻撃に関しても何パターンか見たい。


8 あさみ
相変わらずのセンスで色々な突破が見れたが一番印象的だったのはやはり守備。
あの荒らくれスミスが中盤で頑張ってる時代、2年かかったレジェスの守備意識なんて目じゃない。相手に飛ばされたり、取られた後そのままあきらめていた今までとは違ってきっちりカバーリングしていたのは本当に良かった。
攻撃に関して必要なのは藤本と同じで相手のこと考えたパスだったり、連係という面でのパス。貰う動きやポジショニングはいいし、トラップから相手を交わせるプレーもできるし、シュートへの判断も速い。ただ藤本あさみの2トップはシセ的な期待度*7はあるけれどお互い優しいパスだったり預けるパスを出し合えるコンビではないので何で後半頭から並べたかは疑問、そのせいかあさみはほぼ個人突破が多い。([4:43]藤本への預けるパス[5:11]に藤本へ縦パス)
突破に全勢力使ってしまうのかその後の肝心なゴール(パス)が燃料ギレになるのももったいない。今回は守備に走り回ったせいか…それにしてもあさみには驚かされました。


9 石川
当初はそのシュートフォームに女の子特有の違和感を感じていたのだが、それが全くなくなっていた。相手顔面への痛いシュートとなってしまった場面はスムーズに左足が出ていて、判断も反応も的確。あのポジションにいる嗅覚も持ってるし、常にゴールを狙える姿勢がいいところ。
守備は時間が短かったからなんともいえないが、でかい栗田をマンマークで抑えていた方だと思う。前半に石川の守備について『なぜかプレスで密着しても相手に交わされることのない石川』とイメージ的なものを書いたが、実際石川が一番安全なディフェンスをしている。相手が背を向けてボールキープしている場合、吉澤は何もさせまいとぴったりくっつきプレッシャーをかけ、里田は引っ付いてカットを狙いにいく…という上級者には交わされるディフェンス*8をしている二人とは対照的に、無理してつっこまず、身体もひっつけず適度な距離をとってついているのが石川、背後で何事にも対応できるようにステップ踏んでいるから横の動きにも対応できるし滅多なこと*9がない限り抜かれない。[7:07]
気になったのは[6:45]の里田が出ていった時の守備の連係。上がる判断はいいけど底の選手としては戻ろう。


10 吉澤 (アシスト1-是永、ラストパス3-あさみ藤本×2)
インアウトサイドの使い分け、インサイドの強いパス、ラストパス、(重量感のある…)切り返しにドリブル。特にトラップミスは皆無だったんじゃないかな、テクニックに関しては全体的に上達が見られるし基本として今さらどうこう望む部類でもなくなってきてるとして、課題は攻撃の組み立て。
縦への組み立て(スルーパス)に関してはもともとそういう視野を持ってると感じていたので驚くこともないが、やはり横の組み立てが少なすぎる。特に練習でずっとコンビを組んでいたと思われる柴田とのスピードダウンしたパス回しから縦への崩しを見せてほしい(これはお互いに言えることだけど)。柴田への横パスはわずか2本。
吉澤があの位置に置かれてるのは、守備以上にバスケでいえばポイントガードのような役割も求められていると思うので、中盤でのボールの溜め、縦パス、相手との1対1も必要なんだろうが、相手との駆け引き(小さい幅の運動量)が少ないのが気になる。これはガッタス全体に言えることだけど、自分をマークしている相手選手とのポジション取りやら消える動きやらパス貰う時の駆け引き(フェイク)がほとんどない。これは吉澤というかチームで成長が見たい部分。*10
あとフェイントをかける位置の判断、これは守備への意識もそうだけど、そこを抜けていった前に広がるスペースを感じられていない気がする。藤本のように「なんでそこで突破を試みるのか?」-前にスペースがあるから-という答えがなく、単に抜きたいだけのように見える。これはポジションが前の藤本(相手FPが1枚)、後ろの吉澤(相手FPがたくさん残っている)という違いもあるが。
1タッチで捌いてるパスも少なかった。是永が貰いに来ている時は預けてから次を考えてみてもいいのでは。
あと個人技では里田のような足裏捌きが見たい。懐の深さのボールキープだけでなく軽い足技で相手をいなすプレーも持ってほしい。つっこんで来た時にいなせるプレーを持っていれば自分から無理にフェイント仕掛けなくても、相手を誘って交わすっていう柔らかいプレー方面への幅が広がる、と僕の夢も広がります。目指せズラタン


11 里田 *四谷戦の里田*
今までずっとレギュラーだった里田に代えて柴田をスタメンにするのがなんとなくわかったゲーム。スタメン見た時はあれ?里田使わないの?と不思議に思ったけど、僕が監督だったらこの里田を底として使うのは少し恐い、相方を吉澤とするなら尚更。なぜかというと里田の守備は攻撃の起点への意識が若干高く、セーフティな守備よりインターセプトを狙ったもの(としか思えないポジショニング)が多いから。
昔のルシオみたいな恐さ*11攻撃に期待できるけどそんなに出てこないでー!っていう。
1対1に関しても時間をかけさせるというよりこの試合は奪取意識が強いように見える。[0:52/6:50]あの足の長さがあるのだから無理に身体を突っ込まず、相手懐のボールに後ろから足を出せるタイミングを待つべき。
一番気になるのはパス(フィード)の精度。
パスコースがないのに相手を抜けて通ればいいなという希望的なパス[2:52]相手へのプレゼントパス[0:42]を見てしまうと繋げていくガッタスの底の選手としては使いずらい。
もう一つ、他のメンバーがほぼミスしていないだけにトラップのミスが目立った。
特に後半[4:57](似たようなシーンが[4:35]にも)相手ボールの落下点を見切って先にカットしにいくのだが、なぜか膝あたりの変な位置で受け、膝もそろえて両腿でトラップして前に大きく出してしまい相手に拾われてピンチになっている。
ここは自分から着地点に入っていっていて(相手も周りにおらず)トラップする部分を選べたのだから、なんであの場所であのトラップをするのか不思議だった。落ち着いてインサイドでも足裏でも確実なプレーを選択できたのに。単に攻撃への勢いがついていたのかと思うが、守備にしろちょっと全体的に勢いがつきすぎてたように見えた。
これじゃダメ出しばっかだけど里田のいい部分を上げたらキリがない
・あの足裏のフェイントはガッタスで一番、フェイントでいなせるプレーができる唯一の後方選手
・そして他の守備陣にはない絶対的なスピードを持っている
・ディフェンス(サッカーでいうセンターハーフを)するには最高に使い勝ってのいい長い足を持っている
・相手に取られない強いインサイドキックでパスが出せる
つまり他のメンバーが頑張っても望めない身体能力をうらやましいほど里田は持っている。守備(パス)に関しては落ち着くだけのことだと。ドキュで北澤が里田に冷たいというかミスしたあとに落ち着けとすぐベンチに下がらせてたシーンを思い出した。ほんとに落ち着け。(浅井戦とくらべると別人)
落ち着きとは関係ないトラップは練習あるのみ。あとたまにちゃんとインサイドを当てられてないのか浮くパスもなくしていって欲しい。
(補足)
このゲームは守備だけで柴田と里田を単純にくらべることはできない。後半の栗田の突破を(裏を取られていた)柴田のスピードで押さえられたかどうかは少し疑問が残る。ただそれを抜きにしてもトラップ、パスミスと焦りが目立った。前半をベンチで見ていたからこそ、余計に四谷の変化に対応できてなかったようにも見える。

ゴレイロに関してはテレビじゃ限界ありすぎて無理なので良かったところを
辻はゴールエリアに飛んできたボールの着地点への入りがすげー速い。ほぼノーバンでキャッチ。[4:39/(7:10)/8:33]オーサカキングのPKで確信に近付いたが反射神経やっぱ並じゃない。
紺野はほとんどボールが来ず、画面にもポジション取りが映らないのであまりわからない。足裏トラップからのパス出しはよくなっていたのでゴレイロのFP参加攻撃を夢見る僕としては夢が広がった。

*1:データや数字が嫌いな文系派ですが…わかりやすいからこれで。たぶん合ってるはず

*2:浅井戦で修正してくるので

*3:sals4、北澤監督の連載雑誌によると

*4:一瞬映ったベンチ陣の表情が固まってたように感じました

*5:ごめん

*6:これはあさみも

*7:何するかわからない、とんでもないゴールをたまに決める

*8:カレッツアの長谷川あたりには軸にされて抜かれる守備

*9:経験者の個人技

*10:バスケであんな貰い方してたらボール来ないし、フェイクなしでパスは出せない…バスケバスケうるさいって感じだけど組み立てに関してはバスケと同じだと思っているので

*11:今でもか…

感想

ぱっと見た感じ浅井より四谷の方が個と基礎技術がしっかりしていて*1、ゲームの組み立てもよくできているチーム(ガッタスの練習の成果を見るには良い相手)なのでとりあえずここでこのゲームだけの雑感を。

*1:浅井の山口を除く

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一回戦ガッタス(vs四谷)後半

あさみの守備を見よ!


後半スタメン(四谷は見た感じのフォーメ)

          小出6     |   あさみ  吉澤
伊藤 小松7 清水3       |             辻
          朝倉11   |   藤本   里田

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