一回戦ガッタス(vs四谷)後半

あさみの守備を見よ!


後半スタメン(四谷は見た感じのフォーメ)

          小出6     |   あさみ  吉澤
伊藤 小松7 清水3       |             辻
          朝倉11   |   藤本   里田


後半開始直後 底の里田から左サイド前方に張っていた吉澤へのパスをコース上にいた藤本がカット(×2)

この影響か里田のゲームの入りが悪く、足下にボールが落ち着かない状態が少し続くことに。藤本は味方選手のポジションの把握が急務。


0:11 出しどころに困った里田が右サイドへパス→左から中央に貰い下がってきていた吉澤が前を向くトラップ(向いた瞬間につめられカット)

あさみへのパスコースが開いていたようにも見える。吉澤は自分へのボールだと感じていた動きだが、もしあさみに出してたのなら3連続で里田は自分のパスが思い通りに繋がらなという最悪のゲームへの入り。でもそれにしてはパスが柔らかいので普通に吉澤に預けたパスかな。
その後のディフェンスでは里田がボールを朝倉と追いかけ左サイドラインへ、吉澤が清水を警戒しゴール前中央に立つが、あそこはその後ろ(右サイド)に入ってきた小出を見ていてほしい。里田もボールを奪ったのにすぐ簡単に相手に取られるプレーは危険、里田が持ったのを見て吉澤がパスくれと指示出して攻撃の体勢に入っていたので、その裏の小出に抜けたら危なかった。


0:23 辻スロー→トップのあさみ藤本へは届かず

ハーフタイムの吉澤からの指示通り*3の(ピッチでも吉澤が前を指差してる)いい判断だったが、弱くて山を越えずに相手の中に落ちてしまう。四谷が前がかりに攻めてきた後で前線の二人が裏を取れていた状況だったのでもったいなかった。弱くて相手にあげてしまうより強くてライン割る方がセーフティなのでもう少し強めのスローが欲しい。


0:42 左サイドハーフ位置からのキックイン-里田(相手にプレゼントパス)

テレビの限界で前線の動きが把握できないが、出しどころがなかったとしてもあのパス精度は眉をひそめる。反対側の底に広がっていた吉澤が貰う気0なのも良くない。選択肢が前二人だけというかなり相手に守りやすい状況を作ってしまっている。というか、前線の動きが見えないから断言できないけど、ガッタスは全員ボールない状態での相手FPとの駆け引き(フェイク)がほとんどない…。*1


0:49 里田がプレス(カット)しにいく(交わされる)、それを予想していたのかマークしていた相手と里田達の間に先に身体を入れていた吉澤が流れてきたボールを拾い、ドリブル突破→藤本へラストパス、藤本1トラップしてゴールを狙うが吉澤の方から流れてきた相手FPがシュートを打とうとした瞬間になんとか足を伸ばす(CKに)

最終ラインでボールを拾った吉澤が詰めてきた二人の間を抜け出し、すぐカバーにきた朝倉も右で切り返し重心を逆に取る。が、切り返したボールが予想外に左足にあたり足下に入ったせいか、相手をズラして前が開けたのに吉澤の動きが一瞬止まる。(体重移動がスムーズにできてなかっただけかも)
それでもすぐに左足で前にボールを出し、吉澤十八番の身体使いで追ってきた朝倉を割り込ませずゴールへ中央突進、最後に残っていたFPを引き寄せた所で右アウトで(右に上がってきていた)藤本へラストパス。吉澤のアドリアーノなりーな持ち上がりにニヤけた。*2
藤本のシュートはあれが限界だと思う。足下に入ったボールを打ちやすい位置にトラップ、(この時点で少しボディバランス崩してたのは気になったが)タイミングとしては無駄のない動き。
この後のCKは吉澤からのリターンを藤本がミドルなんだがこれも当たってない…うーん、トラップや足裏の技術が向上してるだけに何とも言いにくい、これじゃなかなか乗れない。
このシーンで注目すべきは攻撃にうつる前のあさみの守備。[0:15/0:24]でも似たような3対2の体勢を作られかけたが今回はきっちりあさみがカバーリング
まず里田が朝倉を見ていて吉澤が清水をマーク、左サイドにドリブルで流れてきた清水に里田が(スイッチ)チャレンジし、吉澤が朝倉を警戒しながら清水のこぼれを狙う体勢をとってる。吉澤里田も朝倉清水に対するマークとスイッチはできてるが集中しすぎて、その後ろの小出の存在を特に吉澤が(コースに入っているとしても)気にしていないように見える。フリーになりかけていた小出を見つけ下がってきたあさみのケアがよかった。
四谷のコーチがオスカー氏の指示を代弁して小出8に「右(ガッタス視点では左)にいつづけろアホ!」と叫ぶ。あさみのカバーが届く吉澤の裏より前に上がる里田の裏を狙う作戦?


2:19 中央で里田が足裏使って相手を交わす(上手すぎ)→右に開いたあさみへパス、相手に向かってしかけカットされる(取りかえそうとつっこんだあさみが審判がっつく)

里田の吸い付くフェイントに声が漏れる。
あさみは足裏の1トラップ目まではよかったが、あそこで敵に向かうのはチャレンジャーすぎる。あの距離感での敵と向き合う仕掛けじゃ相手も反応しやすいし、あさみの方が先に縦に身体が流れてたので縦突破はバレてる。縦に行きたいのなら里田(中)へのリターンと見せかけ敵の重心を中に移動させてからでないと難しい。単純に身体が流れてたからこその(選択肢のない)相手の股下を狙ったトリッキーな動きにも見える。あさみの野生の勘は次元が違うかも。
ここで四谷が小出をあっさり見限って12番の栗田173cmを右(ガッタス視点では左)サイドに投入。仕事はえ


2:49 相手FKを藤本がゴール前でカット、こぼれを里田が拾い再び足裏で交わして(右サイドを)持ち上がる→左サイドに出ていた吉澤にパス(間にいた敵に当たってクリア)

里田のフェイントに声が漏れる-パート2-
漏れるどころか「うぉっ」と興奮した。前半[1:29]の是永を彷佛とさせるフェイント、これもう完璧にマスターしてるよね。あの長い足でやられたらやりたい放題でもうお手上げだ。シソッコアロンソ並に中盤で使える足さばきを覚えたような嬉しさ恐ろしさ。ボール持つと前線に駆け上がって周りが見えてなかったりフィードが怪しい感じまでもプレミア当初のシソッコに里田はそっくりだなーと…。*3
その通りというか抜けて上がっていった後、中にいる吉澤への里田のパスは雑。相手FPが混在する中央を通す無茶パスは底の選手としてはやっちゃいけない。あそこはいつの間にかベンゲリズムを学んだ藤本が、後ろから勢いよくどこぞのサイドバックのように里田を追いこしてきているので、そこにちょんと合わせたゴロを出して欲しかった。おしい。


2:55 (上の流れの続き)クリアされこぼれたボールを清水が拾い右から中央に流れてくる、そこで止めようと里田吉澤が挟みにいくが二人の間をパスで通され、左サイドを突破してきた栗田へ、そのままついていった里田も交わされ、栗田がそのままボールを追い掛けゴール前であさみ辻ともつれる

攻撃から守備への切り換えシーン。
ここで吉澤の守備スタイルはやっぱり「読み」だと確信。
ここは清水の誘いトラップとルックアップが全て。
パスカットされた里田が右から中央に持ち込んできた清水を追いかけ、清水とガッタスゴールの間にきっちり入って直線的な攻撃を塞ぎにいく。吉澤は左から清水の前に入りドリブルのコースを消すポジションへ。そしてその動きを見た清水が二人にカットされないよう後ろへボールを置き、味方を確認するために後方をルックアップ。前から距離をつめていた吉澤がまんまとそれに誘われ、*4(その時点では後方にいた)栗田か小松へのバックパスだと読み、そのコースを消しに重心を移動。予想外だったのが、あの大きさで猛烈な上がりを見せた栗田。吉澤の身体が流れ、栗田の上がりを見た清水が開いたパスコースから冷静に左サイドのスペースへ。四谷の選手がよく動き、見事に崩されかけたシーン。
そしてここもあさみのカバーリングが最高すぎる。
まず里田が攻め上がっていく時に後方をちらりと見て上がるのをやめている。[2:49] そして里田がボールを失った後、底で戦況を見ながらボールとは別の右サイドを上がってくる朝倉を一瞥してから、左サイドで里田が抜かれたのを見るや否や中央に流れてくるボール(栗田)に一気にアッタク。もう目から鱗、いつの間にこんなに守備ができる(気にする)ようになってたんだろう。
辻ともつれた後の空気には冷や汗出た。ゴン!って床の音したからね。怪我させたらあんたヤバイよっていう雰囲気が、やっぱアイドルなんだよなと実感。立ち上がった後のFKスタートを理解せずキョロキョロしてた「辻ちゃん」がらしくて安心しました。


3:58 吉澤→藤本へのパス→リターンを吉澤へ(届かず相手ボールに)

切望してた前線と後方選手のパス&GOだが吉澤へのリターンとなった横パスはNG
吉澤のあのダッシュ見たら返したくなるのはわかるが、弱すぎるしバレてる。逆に吉澤をフェイクにして後ろへターンから左サイド突破の方が現実的か。
もう一個上すぎるレベルで求めるなら右足インサイドで右のスペースでフリーになっていたあさみに「お前の目は後ろにも付いてるのか!」っていうダイレクトキラーパス(1トラップして前向いてからでも可能)。夢広げてこ。
そのクリアから朝倉に持たれて左サイドを再び栗田に使われるシーンは、吉澤もいることだし里田はもう少し栗田を気にするポジショニングを。といっても、朝倉からのパスと同じスピードで栗田のとこまで横走りできちゃうのが里田。(右サイドを上がってくる清水をここもあさみがちゃんと追いかけて戻ってきている)


4:14 辻スロー→藤本がトラップ、前を向いたところを相手に詰められる

後ろを向いた状態で膝くらいの高さのボールを足を開いてインできっちりトラップ。前線に張っていた栗田がそれを狙って戻ってくるが足裏でボールを引いて交わしそのまま前を向く。そこをもう一人の四谷FPにカットされる。藤本が目の前にいる敵の動きを見て交わしていくタイプだというのが綺麗に見えたシーン。


4:20 吉澤持ち上がり→(藤本)あさみシュート(枠外へ)

失いかけたボールを藤本が体をはって後方から走りこんできた吉澤に任せる。そのまま持ち上がった吉澤が四谷底の一枚を引き付けて右に走りこんできたあさみ(藤本)にラストパス(右足アウト最高)。攻撃の組み立てはバレてたが防げない展開、相手フィクソは完全に吉澤のパスタイミングもつかめてない。あさみと藤本がかぶったのがもったいなかった。「決めて下さいな」と吉澤がパス送る瞬間がスロー再生ものだった。


4:33 四谷ゴレイロ(伊藤)からのスロー→里田がカット(トラップが大きくなる)、朝倉にこぼれるがすぐに里田がクリア、それを拾った清水がミドルシュート(辻キャッチ)

相変わらずスロー時はフィールドの動きが映らないのでわからないが、その後の動きを見るに吉澤が中央の朝倉をマーク、里田が左サイドでボールを待っていた栗田をマークしていて、カットできると踏んだ里田が栗田よりも先にパスの落下点に入ってインターセプトという流れ。里田のトラップがでかくなったのが痛い。あそこは落ち着いてトラップして欲しい。その瞬間の対処法として吉澤は里田に朝倉を任せて右で張ってる栗田をマークしてほしい気もするし、里田が抜かれたらピンチになるのであの位置にいて欲しい気もする…見た感じだと「全力疾走でマークしてくれ!」と思ったけど難しいところ。


4:50 藤本が強引なヒールで後ろに戻す→吉澤が拾ってシュート(枠外へ)

右のスペースが空いてたけど藤本は前突破が無理だとわかったらもう少し早めに後ろに戻そう。相手が準備できていない状況だったしゴールへ一番近かったのは吉澤だからゴールを狙うべきシーン*5、ただ前半と同様、枠に飛ばさないとあさみに流せと言われてしまう。


5:05 清水→栗田に入ったところを吉澤がマーク、栗田が後ろの清水へ戻し朝倉へ、あさみがカット

左サイドにいつづける栗田にパスが届くのを見て吉澤がチェックしにいく。里田もボールを追っていたが吉澤を確認して中央にいる朝倉に切り替え、次にその後ろから入ってきた清水にスイッチする。そして右に流れた朝倉を下がってきていたあさみが見る、という3人の連係ができていたシーン。付け加えると、パス戻した後の栗田のマークを吉澤は気にしておいて欲しい。


5:10 その攻撃を受けて最後のカバーに入っていたあさみが最終ラインでパスカット、ドリブルに入る、最後のFPの目の前で左斜前方に縦パス→一歩前にいた藤本が追いかける(ライン割る)

カットする前のあさみの守備意識あっての攻撃。
ここはあさみのスピードを考えたら藤本を囮にして自分から右側に仕掛けていった方が可能性は大きかった。実際あさみが持ってる時点で底のFPは藤本に気をかけてる。藤本のゴールラインを諦めないあの走りはどこかの代表も見習ってくれ。


5:21 藤本にかえて石川を投入

「よっしー前いくよ!」と相根さんが指示出してるので、たぶんここで交代。聞こえてなかったらしく、しばらくの間吉澤はポジションを後ろにとることになる。石川は栗田対策で投入された模様。(これはいい采配)


5:30 あさみがシュート(バー)、跳ね返りを石川が拾いシュート(相手の顔面強襲)、こぼれに吉澤がミドルを狙いにいくが相手がクリア、ハーフ位置まで下がったクリアボールを右から里田がセンタリング→あさみがインサイドボレー(ゴール右に外れる)

見事に分厚い攻撃。
あさみのシュートのこぼれ(しかも中途半端に浮いてるボール)を左足先で完璧にミートさせた石川はマジもんだと確信。動きに無駄がないし、左足のモーションなのにぎこちなさもない。あさみがダイレクトで右足インサイドに当てたシュートは青嶋と一緒になって興奮した。「アンリ並みの攻撃」*6あさみのインサイドに惚れた5月のドリーム戦を思い出した。


5:50 ボールがラインを出たところで石川が吉澤に前ポジションに入るよう指示

吉澤 あさみ
石川 里田
  辻
これで石川は左サイドというか栗田マンマークに入る。
この(石川と吉澤がポジションチェンジする)前の相手ゴレイロからのスローで栗田が左に残っていたのが気になる。動きでは吉澤が朝倉を見ていて、里田が栗田をマークしていたはず。ボールが流れたからダッシュで里田が右サイドまで来ていたのだろうか?


6:07 あさみがひらりと身をこなし右サイド突破、シュート(ライン割る)

ボールを足裏で撫でて跨ぎ、加速で相手を置き去りにしていくまでは最高。サッカー選手すぎる身体の流れなのに経験者じゃないっていうのが凄い。青嶋がパスだと言ってるがあれはシュートを狙ったと思う。吉澤のことが見えてたらその前に広がるスペースを使っていたはず。
あと抜けていくまではよかったからその後で燃料ギレにならないように。(守備お疲れ様)カバーリングに興奮してたけどシュート前に疲れてちゃもったいないな。


6:37 辻からのスロー→吉澤が足裏でトラップし前を向く、1対1をしかけるが左に交わしにいったボールが相手の足にあたる→(後ろから左サイドを上がってきていた石川に付いてきてた)栗田がそれを拾い小松から中央の朝倉へ、左サイドに流れた朝倉をライン際で里田がチェイスするが抜かれ中央に入られる、吉澤石川があたりにいってこぼれたボールが辻の元へ

石川が入って後ろに2枚いる状況だから挑むのは可能だが、右にいるあさみにも出せる状況だった。*7あと石川が吉澤がボール持った途端なにかを感じたのか左サイドを駆け上がってきているので、吉澤がそのパターン感覚を持っていれば左にも出せる場面だった。この時吉澤はすでにフェイントモードに入っていて顔が下向いてる…。(カメラがピッチレベルにスイッチングされてるのでパスコースが合ったかまでは分からないが)単純に抜きたかったんだろうね。
その後の対応としては、[6:45]吉澤が中央でボールを失いかけてるのを見たら、まずは石川は底の選手なのだから攻撃を考えずに下がる意識を持つべき。しかも栗田マークをベンチで言われてるはずだから朝倉は里田に任せて栗田を追ってほしい。
次に持ち上がった朝倉に里田がしかけるが、体が前にいきすぎて結果的にボールと朝倉が抜けてしまう、減ってはきたけど昔からの里田の守備の課題「突っ込みすぎ」が悪い方向へ。問題なのはその後方で見守っていた吉澤(と石川)。あそこは一人ずつズレて吉澤は左に走り込んできた栗田をマークし、石川が吉澤のいた中央ポジションへサポートを取っていてほしい。特に吉澤はぼーっと見てないで栗田を、栗田をフリーにするのは後半で4回目。吉澤も石川も里田がボールカットするのを前提に動きすぎ。というか吉澤が疲れてる気配。*8


6:58 辻のスロー→あさみの足下に入るもそのままラインを割る

綺麗にスローが入ったのであさみには(触る程度の)トラップして残してほしかった。スローに関しては、あさみじゃなく手をあげてアピールしていた里田に出した方が確実。


7:10 辻のスロー→あさみ

吉澤に代えて斉藤を投入しようと相根さんが吉澤に声をかけるがタイミング悪すぎる。辻がスローする瞬間に、その受け手の一つとなっている吉澤は*9呼ばれても気付かないのでは。しかもUPになる朝倉の身体のつられる動きからして辻が吉澤にスローする振りを入れてる。


7:18 ここでまたぎや!

前線のサイドで仕掛けるのはOK、相手FPが二枚揃ってたから抜いても厳しい状況だったけど。横から流れてくるパスをあのステップできっちり前を向いてもらうまでは完璧。相手を見ながらその動きで何を仕掛けるのかわくわくしててたら…あれ?
個人的な嗜好としてはターンやら右アウトで1トラップ目に浮き玉交わし*10が見たかったが、 中と見せて縦 or 中へのリターンと見せて縦突破…など左45度の突破パターンをシンプルに試してみて欲しかった。*11あと相根さんは試合切れたんだからここで交代呼ぼうぜ。


7:28 相手キックイン-朝倉(左サイド)

あさみが後方の守備に入っていたので不思議に思ったシーン。相手コート内のキックインも基本マンツーマン?里田の指示と動きからして吉澤以外ハーフでマンツーマンディフェンスしてたように見える。
里田→吉澤 「よっしー7!」
と吉澤に真後ろから7番(小松)のマークを指示するが吉澤に聞こえず。*12吉澤はそのままキッカーの朝倉の前で壁となり、小松をあさみがマーク、石川は栗田マーク専門なので残りの清水を里田が見ることに。
  四谷GK
      清水
朝倉○    小松              朝倉      清水
 (吉澤)   (あさみ)           (吉澤)
 (里田)                      /(里田)
       栗田                小松    ○
        (石川)            (あさみ)  栗田
                                (石川)
  ガッタスGK
ここで小松が左サイドに走り込んできたためあさみが追い掛け、里田が清水とパスコースを気にして前に出る。朝倉からのキックインが栗田に収まり、石川とマッチアップ。こぼれを小松とあさみが拾いにいき里田へこぼれる。
そして里田がそのまま右サイドをドリブル突破。ゲーム終盤なので中央にいる吉澤に出すのは危険。やみくもに上がる時もあるが時間を使いたいところなので縦の選択はベスト。
ここで注目すべきなのもやはりあさみ、里田が右サイド上がるのを見て自分が出るのをやめている。敵陣深いところから相手キックインになった後も(里田が上がった後なので)ゴール前を守っていた。カントリーラインのコンビネーション。
ちなみにここ[7:58]で相根さんがあさみを交代させようと呼んでいるが、ほんとタイミング見てほしい。あさみは里田のカバーリングでいっぱいいっぱいなのに、あそこであさみが気付いてもし出ていたら後ろ石川一枚になって隙つかれる。*13



見てて思ったのは内容では圧倒してたけど四谷がけっこう上手い。後半始めは小松を完全に底のフィクソとして残し、清水を中盤のダイナモにして朝倉小出と攻撃に絡めようという布陣。実際、朝倉清水小出の3枚に対して吉澤里田の2枚だけという危ないマッチアップが何度か見られた。そして栗田の投入と(四谷側から)右サイド(前藤本、後ろ里田のライン)を狙って崩していく作戦が見事。それに対抗して栗田対策として石川を投入するなど両ベンチのやり合いが地味におもしろかった。
四谷は個人でいい選手が揃ってるし*14、朝倉も好きなタイプ*15だけど特に清水が地味にいい。体力面で怪しいが指導力考えてもこれからも期待できるチームだと思います。

*1:一度みんなでバスケやってみようよ、フルコートマンツーマンの

*2:緩急のにぶさはヴィエリっぽいけど

*3:サッカー選手に当てはめてニヤけるのは悲しい性というか楽しみなんです

*4:誘いといってもトラップは偶然流れたっぽい

*5:シュートコースが見えていたはず

*6:一瞬意味がわからなかったが、アンリ並みに丁寧なインサイドの合わせ技と綺麗なゴールを狙う波状攻撃だと言いたかったんだろう

*7:一度あさみを視野にいれてるので出さない選択をした様子

*8:僕が監督だったら代えるプレー、[7:01]プレーが切れた場面で即座に

*9:過去の実績からしても

*10:無理!

*11:ガッタスってこういう現実的なフェイクが少ないような…またぎは好みの自主練でいいからこっちをチームで

*12:自分の世界入りすぎ

*13:そりゃないだろって思ってたら浅井戦も似たような交代ミスが連続してるよう…

*14:背番号が見にくかったので名前まで覚えた。ポニテ三人衆はゴムの色が微妙に違うんだよ(笑

*15:プレーが